さて早速交換しましょう。バッドセクタがあるとは言え、現状動いているのでまずアレイから抜く作業をします。Disk Utility 等でどのディスクが交換対象なのかは押さえておきます。私の場合 /dev/sdd でした。シリアルナンバー等も控えておきます。(同じサイズのものが複数あるので)
まずは取り外しのコマンドから
# mdadm --manage /dev/md126 --fail /dev/sdd1すると
# mdadm --detail /dev/md126(略)
Number Major Minor RaidDevice State 0 8 3 0 active sync /dev/sda3 2 8 81 1 active sync /dev/sdf1 3 8 19 2 active sync /dev/sdb3 4 8 33 3 active sync /dev/sdc1 6 8 65 4 active sync /dev/sde1 10 0 0 10 removed 5 8 49 - faulty /dev/sdd1のように faulty としてマークされ、アレイから除去されます。そしたらシャットダウンして、物理的にディスクを交換します。
交換したら起動して、新しいディスクにパーティションを作成します。今回はOSが入っているディスクと同じサイズのディスクなので、OS部分のパーティションを切った関係で sdd1 だったものが sde3 になりました。その領域を追加します。
# mdadm --manage /dev/md126 --add /dev/sde3 mdadm: added /dev/sde3大丈夫そうですね。もう一度上の detail で調べると
# mdadm --detail /dev/md126(略)
Number Major Minor RaidDevice State 0 8 3 0 active sync /dev/sda3 2 8 81 1 active sync /dev/sdf1 3 8 19 2 active sync /dev/sdb3 4 8 33 3 active sync /dev/sdc1 6 8 49 4 active sync /dev/sdd1 7 8 67 5 spare rebuilding /dev/sde3となり、リビルドが開始します。なんて簡単なんだ・・・。とはいえ、作業は簡単ですが2TB領域のリビルドなんで時間だけは盛大にかかります。とりあえずリビルドが終わるまではあまり負荷をかけないようにします。まあ現状でもRAID5の正常状態と同じなので安心感はありますが。
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